今日の更新2ページ目です
KISS & CRY 編集部さんのツイより
髙橋大輔選手の2018-2019シーズンのプログラムが決定しました。
SP/坂本龍一「The Sheltering Sky」、
振付はデヴィッド・ウィルソンさん
FS/ジョン・グラント「Pale Green Ghost」、
振付はブノア・リショーさんです。
新プログラムについて、髙橋選手からコメントが届いています。
髙橋選手「SPは、アイディア溢れる振付とピアノの旋律に
上手くのって、しっかりとその世界観を表現できれば」(続く)
FSについては「初めて依頼したブノア・リショー氏の独特な
振付で、新しいスタイルを引き出してくれました(髙橋選手)」
髙橋選手「SP、FS共に良いプログラムを作っていただいたので、
競技会に向けてしっかりと滑り込んでいきたいと思っています」
----------------------------------
<過去の記事から> 2014年
「天国と地獄」から「リベンジ」まで
:羽生結弦選手の2012-2013年シーズン
(モモ博士さんより)
英語には、「Hindsight is 20/20」という表現があります。
北米では視力(= SIGHTあるいはVISIONとも言う)を測るとき日本のように
0.5 とか1.0と言うのではなく、「20/40」とか「20/20」と表します。
そして20/20は「1.0=正常な視力」を意味します。
(この辺の詳しい事はネットで色々と検索してみてください)
また、Hindsightは
「過去を振り返って物事を見ること、後から考えること」です。
なので・・・
「物事は、起こってからだと色々(その原因などが)見える」
(けど起こる前とかその最中はなかなか全貌が見えにくい)
さらに意訳すれば、「後から言うのは簡単」となるでしょうか。
私は羽生選手のソチまでの道のりを思う時、その言葉が本当に
しっくりきます。
2014年7月現在に立って、羽生選手の歴史(特に過去3シーズン)
を追うと、それはそれで感慨深いものがあります。
ただ、(私もこれをよくやってしまうのですが)、
「こういう紆余曲折があったからこそ、ソチや世界選手権で
金メダルが獲れたんだよね。人生、何も無駄なことなんてないよね」
と言ってしまうのはあまりにも安易だと思います。
山の麓から頂上を目指して登る人が100人いて、一番てっぺんに
立てるの、はたった一人。
私たちはゴール地点で待ち受けて、たどり着いたその一人を見て、
彼の辿った道を見下ろします。
「ああ、あそこを通ったんだ。ふんふん、そしてあそこは避けて、
こっちでもクレバスに落ちずに、途中のがけ崩れもよけて…
そうか、そらそうよね。たどり着くべくしてたどり着いたのよね」
と納得したように言う。でもこれは間違った見方だと思います。
頂上を極めた者は、道が最初から見えていたわけではない。
スタート地点では彼の他の99人も同じように上を見上げて、
自分が勝つ可能性を持っていると信じていた。
自分が行く先が真っ暗だったら、勇気を振り絞って、慎重に進む。
岐路に遭遇して、正しいと思って選んだコースがとんでもない
行き止まりになっていたら、立ちすくんで、引き返して、
また別の道を上る。
途中で競争相手が行った方向に着いて行こうとした時もあったでしょう。
そんな時は惑わされながらも、結局は自分がこれと信じた道を選び、
ひたすらに上り続けた。
でも、何はともあれ、自分が誰よりも先にそこにいた。
偶然でもないけれど、必然でもなかった。
だからこそ、その結果はより尊いのだと思います。
そう考えると、結弦君の2012-2013年の波乱万丈なシーズンは、
「まあこの後にソチの金メダルがあったのだから」と、余裕を持って
見てもそれなりに感動的ですが、彼がその真っただ中で、
天国と地獄を味わったスケートアメリカ・・
ホームなのにアウェイの気持ちで挑んだNHK杯
体調不良の中、滑り切ったソチのGPF
初めての全日本制覇、疲労の見えてきた四大陸・・
そしてド根性の「リベンジ」、ロンドン・ワールド・・・
なお、私はこれまで「思い出のCBC解説」シリーズで
2011-2012年の「ロミオ」プログラムを取り上げてきましたが、
その中でカート・ブラウニングが発している様々な言葉が
「予言的である」と書いたりしました。
カートは確かに羽生選手にジュニア時代から注目していましたが、
その他にも高橋選手、小塚選手、フェルナンデス選手、そしてもちろん、
パトリック・チャン選手についても興味深い解説をしています。
それぞれの良さに言及し、タイトルやメダル獲得への可能性を示唆し、
パトリック・チャンにいたってはソチでの金メダルは間違いないだろう、
と予測していました。とすると…
その中でカートの言葉を単なる「予測」ではなく、
「予言」にしたのは羽生選手ただ一人。
なるべくしてなったのではなく、彼の努力がそれを成し遂げたのです。
覚え書きあれこれさんの過去記事より・・
----------------------------------
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KISS & CRY 編集部さんのツイより
髙橋大輔選手の2018-2019シーズンのプログラムが決定しました。
SP/坂本龍一「The Sheltering Sky」、
振付はデヴィッド・ウィルソンさん
FS/ジョン・グラント「Pale Green Ghost」、
振付はブノア・リショーさんです。
新プログラムについて、髙橋選手からコメントが届いています。
髙橋選手「SPは、アイディア溢れる振付とピアノの旋律に
上手くのって、しっかりとその世界観を表現できれば」(続く)
FSについては「初めて依頼したブノア・リショー氏の独特な
振付で、新しいスタイルを引き出してくれました(髙橋選手)」
髙橋選手「SP、FS共に良いプログラムを作っていただいたので、
競技会に向けてしっかりと滑り込んでいきたいと思っています」
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<過去の記事から> 2014年
「天国と地獄」から「リベンジ」まで
:羽生結弦選手の2012-2013年シーズン
(モモ博士さんより)
英語には、「Hindsight is 20/20」という表現があります。
北米では視力(= SIGHTあるいはVISIONとも言う)を測るとき日本のように
0.5 とか1.0と言うのではなく、「20/40」とか「20/20」と表します。
そして20/20は「1.0=正常な視力」を意味します。
(この辺の詳しい事はネットで色々と検索してみてください)
また、Hindsightは
「過去を振り返って物事を見ること、後から考えること」です。
なので・・・
「物事は、起こってからだと色々(その原因などが)見える」
(けど起こる前とかその最中はなかなか全貌が見えにくい)
さらに意訳すれば、「後から言うのは簡単」となるでしょうか。
私は羽生選手のソチまでの道のりを思う時、その言葉が本当に
しっくりきます。
2014年7月現在に立って、羽生選手の歴史(特に過去3シーズン)
を追うと、それはそれで感慨深いものがあります。
ただ、(私もこれをよくやってしまうのですが)、
「こういう紆余曲折があったからこそ、ソチや世界選手権で
金メダルが獲れたんだよね。人生、何も無駄なことなんてないよね」
と言ってしまうのはあまりにも安易だと思います。
山の麓から頂上を目指して登る人が100人いて、一番てっぺんに
立てるの、はたった一人。
私たちはゴール地点で待ち受けて、たどり着いたその一人を見て、
彼の辿った道を見下ろします。
「ああ、あそこを通ったんだ。ふんふん、そしてあそこは避けて、
こっちでもクレバスに落ちずに、途中のがけ崩れもよけて…
そうか、そらそうよね。たどり着くべくしてたどり着いたのよね」
と納得したように言う。でもこれは間違った見方だと思います。
頂上を極めた者は、道が最初から見えていたわけではない。
スタート地点では彼の他の99人も同じように上を見上げて、
自分が勝つ可能性を持っていると信じていた。
自分が行く先が真っ暗だったら、勇気を振り絞って、慎重に進む。
岐路に遭遇して、正しいと思って選んだコースがとんでもない
行き止まりになっていたら、立ちすくんで、引き返して、
また別の道を上る。
途中で競争相手が行った方向に着いて行こうとした時もあったでしょう。
そんな時は惑わされながらも、結局は自分がこれと信じた道を選び、
ひたすらに上り続けた。
でも、何はともあれ、自分が誰よりも先にそこにいた。
偶然でもないけれど、必然でもなかった。
だからこそ、その結果はより尊いのだと思います。
そう考えると、結弦君の2012-2013年の波乱万丈なシーズンは、
「まあこの後にソチの金メダルがあったのだから」と、余裕を持って
見てもそれなりに感動的ですが、彼がその真っただ中で、
天国と地獄を味わったスケートアメリカ・・
ホームなのにアウェイの気持ちで挑んだNHK杯
体調不良の中、滑り切ったソチのGPF
初めての全日本制覇、疲労の見えてきた四大陸・・
そしてド根性の「リベンジ」、ロンドン・ワールド・・・
なお、私はこれまで「思い出のCBC解説」シリーズで
2011-2012年の「ロミオ」プログラムを取り上げてきましたが、
その中でカート・ブラウニングが発している様々な言葉が
「予言的である」と書いたりしました。
カートは確かに羽生選手にジュニア時代から注目していましたが、
その他にも高橋選手、小塚選手、フェルナンデス選手、そしてもちろん、
パトリック・チャン選手についても興味深い解説をしています。
それぞれの良さに言及し、タイトルやメダル獲得への可能性を示唆し、
パトリック・チャンにいたってはソチでの金メダルは間違いないだろう、
と予測していました。とすると…
その中でカートの言葉を単なる「予測」ではなく、
「予言」にしたのは羽生選手ただ一人。
なるべくしてなったのではなく、彼の努力がそれを成し遂げたのです。
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